NALANDA

2019.01.08 / Tue00:36 /1586 word




私は30歳を過ぎて東京へ出るまでは、ずっと地元の長崎で仕事していたのだけど、独立する前に5年弱ほど個人事務所にお世話になっていました。離れてみて良く分かるのだけど、長崎って、個人的には独特で、閉鎖的な部分もあって、色んな意味で変わっている、地方の中の地方だと思っています。


そんな長崎なんだけども、一流のデザイナーさんもいるんですよね。前事務所に入ったおかげで、私はおそらくその方たちと満遍なく出会っているはず。もう10も20も30も年上の方たちです。グラフィックの分野なのだけど、ほんとにすごい人たち。だけど、まったく表に名前を出さないんですよね。好まない方もいらっしゃるし、諸々の事情もあったりで、非常にもったいないとも思うのだけど、他の人たちにあまり知られたくないしな…という気持ちも少なからずあります。笑


そんな中で、もう10年以上も前になるけども、今でも勝手に師匠と呼ばせていただいている先輩(事務所は別)に「デザイン教えてくださいぃぃぃ!!!」と割と本気でお願いしたことがありました。前事務所に入りたて=業界に入りたての頃で、デザイン上手になりたいけど、美大も出てないし、前事務所の代表はカメラマンだし、どうしていいか分からなかった当時。必死だったんだなーと思います。


ネガティブ要素がこれっぽっちもなく、こちらのモチベーションを削ぐこともなく、本当に素晴らしい師匠で、クソ忙しい中でプライベートワークもガンガンやっていて、私はその姿を見ていて、自分で忙しい忙しい言ってるのほんとに恥ずかしい…と思って以来、あまり口に出さなくなった気がします。


最初は、とりあえず何か作って持って行ってはコメントをもらうだけのやり取り。写真の上に文字載せただけの、何て無さ過ぎてコメントのしようが無いレイアウトにも、必ず何かしら指摘やアドバイスなどをいただいたりして、大変感謝しています。


「訓練」したことと言えば、課題を与えてもらったこともありました。毎朝、事務所へ来たらすぐに、10分以内で3つの丸だけを使ってDMサイズ内にデザインして送り合う、というもの。

初心者からするとほんとに「?」だったんだけど、それこそ最初はこんな感じで…



なんてなーい丸3つ。ほんとに恥ずかしい。笑



だけど、師匠から送られてくるもので気付かされることが多々あって、徐々に変化していった。






これは50回くらいやり取りして終わりました。PCに向かってからの瞬発力が少し鍛えられたんじゃないかと思う。データ見たら、2007年でした。


前置きが長くなりましたけど(長すぎ)、その師匠と、もう一人、私と同じようにデザイン勉強したいという人と組んだ「NALANDA」という幻のチームがあった。 長崎の地形がオランダに似てるというのも若干あったり、デザインに関してはもちろん素晴らしい国で、その「オランダ」と「長崎」を掛けて(?)「ナランダ」(って言っていた気がする…)。

「幻の」と書いたのは、そのチームとしての一発目の仕事(という名の訓練)が2回で終わったからである。その訓練というのが以下。



この1発目の「A」と、次の「B」まで送り合って、それぞれが忙しくなって(師匠はもともと忙しい)自然消滅的な感じで終了となったんですよね…。


で、ようやく本題?ですが、少し前から、もう一度初心に戻って勉強しようと思っていたので、まずはこれから再スタートしてみます。一発目はすみません、師匠のやつを少し参考にさせていただきました…。


私はこの先長崎に帰ってくるかも分からないし、一応屋号もあるので「NALANDA」という名はお蔵入りです。

他のデータを探している時に目に留まり、いつものようにまた気まぐれで始めたという流れではありますが、とりあえずは「Z」まで頑張ってみようと思います!

という決意で今日はここまで。

Loading...